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目次
ProteoGenix社をはじめとした各社のカスタムタンパク質発現サービスをご提供いたします。
分子生物学、タンパク質化学、および最先端技術における長年の経験に裏打ちされた各社の専門家によるお客様の正確なニーズに合ったタンパク質の発現、精製、および特性解析を行うことができます。
カスタムタンパク質発現受託サービス概要
- 1500+ PROTEINS
- 5 SYSTEMS: 大腸菌、枯草菌、酵母 (P. pastoris、S. cerevisiae)、バキュロウイルス/昆虫細胞、 哺乳類細胞
15年以上にわたるカスタムタンパク質発現の豊富な経験と、5つのシステムで1,500を超えるタンパク質の生産に成功したプロテオジェニックス社は、発現が困難な組換えタンパク質や抗体生産におけるリーディングカンパニーです。
同社は、小規模から大規模までタンパク質発現および精製サービスを、5つのプラットフォームそれぞれにおいて、競争力のある価格で提供しています。また、例えばカスタム組換えタンパク質発現条件を複数のシステムで並行して、あるいは、特定のシステムで拡張されたタンパク質生産条件をテストするような、より高度でカスタマイズされたパッケージも提供しています。同社のサービスには、遺伝子合成 (人口遺伝子合成のみご依頼の方はこちら)や発現ベクターの構築から、フラスコでのパイロット的なタンパク質生産、発酵槽やバイオリアクターでの大規模なタンパク質発現まで、すべてのステップが含まれます。
同社のハイスループットタンパク質発現条件スクリーニングは、溶解性、純度、機能性、生産性、リフォールディング、製剤化に関する課題を克服することを目的としています。抗体、酵素、膜タンパク質、サイトカインなど、あらゆる種類の組み換えタンパク質の発現において豊富な経験を持つProteoGenix社は、このような課題に取り組むための完全なツールボックスを開発し、業界最高レベルのタンパク質エンジニアリングサービスを提供しています。タンパク質生産業界で最も信頼できる会社の一つプロテオジェニックス社の保証されたパッケージを是非お試しください。
プロテオジェニックス社のタンパク質発現サービスの特長
- タンパク質のエキスパート
発現が困難なタンパク質の生産において15年以上の優れた実績 - 5つの発現システム
5種類のタンパク質発現システムがあり、特定のタンパク質発現の課題を克服するためのツールボックスを完備 - 統合ソリューション
遺伝子からタンパク質、プロセス開発、大規模生産までのワンストップソリューション。結果として、迅速なサービス、成功率の向上、管理作業の軽減に - IPフリー
IPフリーの菌株と細胞株 - 小規模から大規模生産まで
超小量生産から1~4000Lの大量生産まで - 高い収率
一過性発現で最大800mg/L、安定発現で最大5g/Lの生産性
E. coli 大腸菌でのタンパク質発現ペリプラズム発現、リフォールディング試験、保証パッケージ、エンドトキシン除去、カスタム大腸菌発現、バクテリアでのタンパク質生産 | Mammalian 哺乳類細胞におけるタンパク質発現一過性発現、組換え抗体産生、SECおよびIEX精製、低エンドトキシンレベル、CHO、HEK293、BHK | RAB 組み換え抗体作製低コスト生産、収率保証、HTP抗体バリアント |
Stable cell line 安定細胞株開発IPフリーシステム、収率保証、プロセス開発、HEK293およびCHO安定細胞株 | HTP ハイスループットタンパク質発現スクリーニング発現困難なタンパク質、1000以上の発現条件、小規模、高スループットスクリーニングに対応 | Insect cells 昆虫細胞タンパク質発現Sf9、Sf21、Hi5、グリコシル化タンパク質、タンパク質精製、バキュロウイルス生産 |
B. subtilis 枯草菌におけるタンパク質生産低エンドトキシンレベル、組換えタンパク質分泌、タンパク質特性解析 | Yeast 酵母タンパク質発現サッカロマイセス・セレビシエ、 ピキア・パストリス、安定発現 | Multi system マルチシステム発現パッケージ最適なシステムが不明な場合、最大5システムでテスト、各システムに精製タンパク質を供給 |
Large scale 発酵/バイオリアクター 大規模タンパク質生産各5システムで1~4000L、大規模精製サービス、プロセス開発サービス | Fermentation facilities _ |
実績一例
クラウディキシマブタンパク質の発現
Claudiximabの組換え発現のケース
- コドンの最適化を伴う遺伝子合成
- 発現ベクターへのサブクローニング
- 小規模のタンパク質発現と精製
遺伝子合成とサブクローニング
治療用抗体Claudiximabの重鎖(HC)と軽鎖(LC)をコードする遺伝子を化学合成し、哺乳類細胞でのタンパク質発現に最適化しました。この遺伝子はProteoGenix社独自の哺乳類細胞発現ベクターpTXs1にクローニングされました。
タンパク質発現
Figure 1. Purification profile of Claudiximab. Reduced PAGE with Coomassie blue staining.
IN. Input sample. FT. Flow through. W. Wash step. E1-E11. Eluted fractions.
Figure 2. Final QC of purified Claudiximab. Coomassie blue staining.
A. Non-reduced PAGE. B. Reduced PAGE
タンパク質発現結果
Production Yield | Purity | |
---|---|---|
Claudiximab | 1281mg/L | ≥95% |
タンパク質生産システムの比較
Proteogenix社が提供する5つの発現システムの比較 – 原核細胞発現システム 対 真核細胞発現システム
一般的な観点から、下の表は組換えタンパク質を生産するための5つの異なる異種タンパク質発現システムのそれぞれの利点を示しています。
特徴はタンパク質によって異なる。印が多いほど優れている。
発現システム | 時間 | 費用 | PTM | 低エンドトキシンレベル | スケールアップ | 分泌 |
---|---|---|---|---|---|---|
E. coli | **** | **** | * | * | *** | * |
B. subtilis | *** | *** | * | **** | *** | ** |
Yeast (P. pastoris, S. cerevisiae) | * | *** | ** | **** | ** | ** |
Baculovirus/ Insect cells | * | ** | *** | **** | * | *** |
Mammalian cells | *** | * | **** | **** | ** | **** |
所要時間と料金
発現システム | 所要時間 | 参考料金 |
---|---|---|
E. coli | 3-6 weeks | お問い合わせ |
B. subtilis | 4-6 weeks | |
Yeast (P. pastoris, S. cerevisiae) | 6-7 weeks | |
Baculovirus/ Insect cells | 8-11 weeks | |
Mammalian cells | 7-9 weeks |
サービス内容
小スケールでの発現・精製評価。
1Lの生産と精製
非網羅的マルチ発現系パッケージ
パッケージ番号 | 型 | システム | 参考料金 |
---|---|---|---|
ATX-PTR4S01 | 4 systems Expression package | E. coli / Yeast / Baculovirus / Mammalian cells | 単一システムの約1.4倍 |
ATX-PTR3S05 | 3 system Expression package | B. subtilis/ Yeast / Baculovirus | |
ATX-PTR2S02 | 2 systems Expression package | E. coli / Baculovirus |
組換えタンパク質の精製に最もよく使われるシステムは大腸菌であり、実際、大腸菌はタンパク質をカスタム発現させるのに最も単純で、最も速く、最もコスト効率の良いシステムです。細菌培養は、昆虫や哺乳類の細胞や酵母よりもはるかに速く増殖します。そのため、多くの異なる条件をテストすることがより簡単で迅速にできます。また、より多くの溶液が試験に利用できるため、組換えタンパク質の発現においてより高い成功率を得ることができます。組換えタンパク質の一過性発現量も一般的に、酵母、バキュロウイルス/昆虫細胞、哺乳類細胞よりもはるかに多いです。大腸菌 (Escherichia Coli)での組換えタンパク質の生産は、結晶学や核磁気共鳴 (NMR)のような最終的な用途に大量のタンパク質が必要で、翻訳後修飾 (PTM)が必要ない場合、ProteoGenix社が提案する好ましいソリューションであることが多いです。しかしながら、大腸菌システムの主な欠点は、最終サンプル中に多量のエンドトキシンが残存することと、翻訳後修飾ができないことです。エンドトキシンを除去することは可能ですが、別の発現系を使う以外にPTMの問題を解決する手立てがあまりない工業的段階では不便です。
これら5つのシステムにより、同社は多くのタンパク質合成のご要望に応えることができ、結果として組換えタンパク質合成の成功率は95%を超えています。
同社は、高品質の組換えタンパク質生産サービスをお求めの皆様に最高レベルのサービスを提供するために、常に新しいシステムとソリューションの導入に取り組んでいます
ProteoGenix社の強み
どのシステムを選択すべきか迷われた場合、同社はタンパク質製造のリーディングカンパニーとして、遺伝子からタンパク質まで、お客様の時間的制約、ご予算、必要なタンパク質の特徴を考慮しながら、最適な戦略を決定するお手伝いをいたします。
プロテオジェニックス社の組換えタンパク質発現ラボは、最高のサービス品質、最高の製品純度、最低のコンタミネーションリスク、迅速で信頼性の高いサービスのための最高の組織を確保するために、いくつかのプラットフォームとサポートラボにまたがって組織化されています。
各プラットフォームは、経験豊富なチームリーダーによって管理され、お客様の初期仕様に対応したタンパク質を確実にお届けします。これまでに1500種類以上のタンパク質を製造し、各システムに専門チームを配備しているため、同社の専門知識は他の追随を許しません。
カスタム組換えタンパク質発現アプリケーション
ProteoGenix社の組換えタンパク質は幅広い用途で使用されており、お客様は通常、ライフサイエンスに携わる、製薬会社、診断薬、バイオテクノロジー、農業食品産業、作物科学、新エネルギー、化粧品、国立研究所などです。
- 検量線、陽性対照、または捕捉成分のための診断アッセイに関与するタンパク質
- 治療用抗体のヒト化のための組換え抗体変異体の生産
- 食品製造工程または品質管理に関与する食品酵素の生産
- ポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体の製造のための組換えタンパク質抗原 (抗原調製)
- 機能・活性研究
- 結晶構造解析
- タンパク質相互作用研究
- 特許問題調査
- 創薬における薬効向上のための変異体工学研究
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