長鎖RNAオリゴ合成サービス

弊社が販売する試薬は全て研究用です。為替変動等の影響により、ページ内に記載されている料金等の金額は全て参考につき、詳細はお気軽にお問い合わせください。
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This service / product is supplied byBio-Synthesis社ロゴ.

目次

Summary of Long RNA Synthesis and picture of double helix

長鎖RNAオリゴ合成とは

長鎖RNAオリゴ合成は、新たに発見された遺伝子の機能の理解から遺伝子分析に至るまで、様々な用途向けに使用されております。長鎖RNAオリゴは、精密な分子診断ツールや開発のためのポジティブコントロールとして機能します。バイオロジカがお届けするBio-Synthesis社によるサービスは、このページでご紹介する化学的な長鎖RNA合成 (最大300塩基)のほかに、DNAテンプレートからの長鎖RNA転写物を最大キロ単位で提供します。これらの即使用可能なカスタムRNAフラグメントとして、カスタムmRNA、tRNA、またはその他の長い非翻訳RNA (lncRNA)が含まれます。幅広い修飾や標識も提供します。

バイオロジカがお届けするBio-Synthesis社の長鎖RNAオリゴヌクレオチドは、PAGE、HPLCやMSなどによる品質管理を経ます。また、RNAオリゴは同社独自のRNaseSAFE™サービスにより、RNase ・ DNaseフリーマトリクスのチューブにパッケージングされ輸送や保管時の分解を防ぎ、RNAオリゴの生物学的活性を保護するパッケージングがされています。

長鎖オリゴ合成と修飾を研究ニーズに合わせた柔軟な合成スケールで提供します。RNAオリゴの合成は、多くの実験にとって重要です。放射性標識および非アイソトープ標識RNAプローブは、ブロットハイブリダイゼーションとヌクレアーゼ保護アッセイに使用することができます。修飾RNAは、様々な生化学的 ・ 分子生物学的研究に使用可能です。また、遺伝子発現分析 (マイクロインジェクション、ウイルス転写物による感染、インビトロ翻訳)、構造分析 (タンパク質とRNAの結合)、RNAベースの診断試験 ・ 薬物開発のための対照などとしても利用できます。


何はともあれまずはお気軽に見積もりをご用命ください。


長鎖RNA合成の概要

  • 300塩基までの長いRNAオリゴ
  • RNaseフリーPAGE精製
  • 標準化 ・ 凍結乾燥されて納品
  • 不活性なマトリックスにパッケージ – 不活性化および安定化
  • 遺伝子機能解析と医学療法の開発に最適

参考料金とご注文方法

RNA合成はシーケンスを見て合成難度を知る必要があります。従って、料金につきましては都度の見積もりとなります。
大量合成のニーズにもお答えします。お気軽にこちらから「配列、供給量、精製についてのご希望」をお伝えください。追って見積もりをご提示申し上げます。

◆主な修飾

  • 5′ Amino Modifier C12
  • 5’ビオチン
  • m7GTP
  • フォスフォロチオエート結合
  • 2′ O-Methyl RNA塩基
  • 3′ Amino Modifier
  • 5′ 5-Methyl dC
  • 5′ 5-Methyl dC
  • Int 5-Methyl dC
  • 3’リン酸化

上記にない修飾についてはお問い合わせください。


長鎖RNA合成技術と品質

遺伝子構造および機能研究におけるmiRNA、shRNAなどの長いRNAフラグメントの固相合成に対する大きな需要はありますが、長いRNAオリゴを合成することは配列への依存性が高いのです。これは、二次構造形成の可能性と、RNA合成にかなりの複雑性をもたらすRNAの2′-OH反応基を付加することに対する化学合成の本質的な困難性に起因します。したがって、より長いRNAオリゴ合成のための有効な方法は、RNA関連研究のさらなる進歩のための重要な基礎技術です。

Bio-Synthesis社は、これまで数多くの、最大300塩基と長いRNAオリゴヌクレオチド合成や鋳型DNAからのRNA転写物の作製に挑戦してきました。同社は最先端のRNA合成施設で最適な合成プロトコールを採用しています。各RNAオリゴは合成中に細心の注意が払われ厳重な品質管理基準を経ます。最終生成物は、LC-MSエレクトロスプレー、シークエンシングや、その他のカスタム分析方法によって同定されます。純度はハイスループットキャピラリーゲルまたはPAGE電気泳動によって分析されます。

◆精製

Bio-Synthesis社製オリゴは、追加料金なしで脱塩 ・ 脱保護されます。50塩基以上のオリゴヌクレオチドについてはRNaseフリーのポリアクリルアミドゲル電気泳動 (PAGE)で精製することを強く推奨します。必要な精製レベルが不明な場合は、ご相談ください。

◆供給量

収量は、塩基組成、精製、オリゴ長、合成スケール、修飾に基づいて変化します。そのため、保証量が設定されています。

◆品質保証

オリゴ長、純度、組成をチェックします。長いRNAオリゴは、PAGE、ESI-MS、あるいはCEによって品質チェックされています。同社の品質管理方法には、MALDI-TOF質量分析、エレクトロスプレーイオン化質量分析 (ESI-MS)、キャピラリー電気泳動 (CE)、およびポリアクリルアミドゲル電気泳動 (PAGE)が含まれます。
すべての注文は、測定収量、融解温度、MW、μg/ ODを含む品質保証文書とともに出荷されます。


長鎖RNAの主な用途

長鎖RNAオリゴは次のようなさまざまな分子生物学的用途に用いられます:

  • リアルタイムPCR用RNAコントロールテンプレート
  • 遺伝子発現のためのmRNA
  • qPCRのコントロール
  • ハウスキーピング遺伝子の内在性コントロール
  • 外部RNA spike-inコントロールアッセイ
  • in-situハイブリダイゼーションRNAプローブ
  • アンチセンスRNAによる発現制御
  • インビトロ翻訳のための鋳型RNA


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Supplied by Bio-Synthesis or Sangon Biotech